むむちゃんの散歩道

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オンナの歴史本2冊『The TROUBLE with WOMEN-問題だらけの女性たち』『世界を変えた50人の女性科学者たち』

『問題だらけの女性たち』は
ダーウィンやら誰やら、歴史上のエライと言われる男性たちが放った「女性評」を集めたもの。

驚きが怒りに変わり、呆れに変わり、諦めに変わり、かつてから「エライ男たち」というのは「バカだった」と断言せずにはおれなくなる。
ここまできっぱりバカなんだから、オブラートなど必要無しだ。

結局のところそれと地続きで、今もってバカな男たちが、この社会の中心部分で大半を占めているから、あの問題もこの問題もその問題も、目の前に起こる問題が無くならないことがわかる。
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岸本佐知子や、斉藤美奈子が書評を書いている。
書評を書きたくなる本だと思う。


合わせて『世界を変えた50人の女性科学者たち』を読むと、
『問題だらけの女性たち』の滑稽さが倍増する。

両方の本に重なって取り上げられる女性が幾人も居る。
つまるところ、彼女たちが出さんとする成果を予見し、あるいは実際に出した功績に、男たちは恐れおののいたわけであるのだなぁ、と思い知る。

両方を一気にまとめて読み、男たちは、女性が女性として在ることに自負と自信を持つことが、何よりも恐ろしかったのだろうと推測する。


背中を汗が伝うような恐れを抱く彼らは、せっせせっせと、強い語気でもって「女であることは劣ることである」と、世間と女性たち自身に刷り込まずにはいられなかったのだろう。

今にいたってもなお、世の特に政財界でエラそうにふんぞり返っている男たちの放言は、彼らが女性たちを見過ごしにし得ないことのあらわれだ。



あらためて、「男に生まれなくって良かった」と思う。
あれらに同類とくくられるなんて、まっぴらごめんだ。

by shiho_kato | 2018-05-18 18:50 | 読書ノート | Comments(0)