むむちゃんの受験が終わった。
結果はまだだけれど、お祝いだ。
結果がまだだからこそ、いま、きちんと、祝わなくてはならないことがある。
この一年、この半年、この1か月、一心に受験勉強に向かったむむちゃんは立派だった。
立派だったのは、一心に向かったことではなく、
その間、キリキリしたり苛立ったりヤケを起こしたりして、日常生活をぎすぎすしたものにしなかったこと。
それに尽きる。
学力としては、勉強している時間の割に伸びが悪く、
最後の一か月で、私が勉強の中身に介入してからの上がりようを見ると、
もう少し早く、勉強の内容と質について立ち入るべきだったのかもしれない。
けれど、むむちゃんが言う。
「1か月だったから、いい関係のまま、勉強に向かえた」
これが半年だったとしたら、これが1年だったとしたら、
親子関係は緊張したものになっていたに違いない。
家庭内の緊張は、アタマにも心にも良くない。
平常心のまま、「やってやる!」の気力が満ちた状態のまま、
そしてぷうちゃんへの優しい気持ちのまま、
ぷうちゃんも、むむちゃんを応援したい気持ちのまま、
受験を乗り切れたことを何よりも讃えたい。
むむちゃん、よくがんばった。
ぷうちゃん、よくがんばった。
私も、よくがんばった。
支えてくれたマサさんにも、
むむちゃんは大丈夫と曇りなく信じてくれていると思える千葉の実家にも、
ありがとうと言いたい。
合格していてもしていなくても、
この日をこんな風に迎えられたことを、祝いたい気持ちでいっぱいだ。。
だから今日は、おめでとうの「おつかれさま」ケーキ。