むむちゃんの散歩道

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2018年 06月 04日 ( 1 )

【未稿】AIと仕事の本5冊  『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』『10年後の仕事図鑑』『読書の価値』『人工知能は人間を超えるか』『人工知能と経済の未来』

AIにとって代わられるってどういうことなのだろう。
AIにとって代わられないってどういうことなのだろう。

と、思いながら読む5冊。

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ダントツ面白かったのは、森博嗣の『読書の価値』だった。

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新井紀子『AIvs.教科書』
新井さんの指摘を読むに、「教科書が読めない」のではなく「問題文が読めない」ことについて危機感を覚えているというお話だった。


落合陽一・堀江貴文『10年後の仕事図鑑』
AIの発展でどんどん単純な仕事は人の手による必要がなくなっていくわけだけれど、創造性、発想力などを元手にする仕事は無くならないらしい。
そうそると、問題文が読めるか読めないか、問題が解けるか解けないかは、問題ではなくなるのではないかと思われてくる。基礎的な知識は必要だと思うのだけれど。


森博嗣『読書の価値』
森博嗣は、「読書」への自身の経験を語りつつ、「書くこと」の価値を述べている。
読むインプットと、書くアウトプットの重要性を書いていて、腑に落ちる。
知識は検索して済む、という形で外に置いておいても使えない。
アタマの中に自身の中に溜まった知識があり、それとどれを繋いで組み合わせて化学変化が生じて新たなものが生まれるのである、と述べている。

そう、それだ。最近の私は過去に溜めに溜めて溜めまくった知識を再利用し続けているのだけれど、ゆっくりでいいから今まで溜めていたものと異なる知識も少しずつ注入していくことをした方がいい。
外側に、どこに手を伸ばせば当たるかの選択肢を用意して増やしていくことで良しとしておいては足りないんだ。もちろん必要な作業ではあるとは思うけれど、インデックスを貼った箱を増やしても、その箱に中が空っぽだったら、使えないんだ。たぶん、私のここ数年の作業はインデックスばっかりを増やしているに過ぎないんじゃないのかな。



松井豊『人工知能は人間を超えるか』
新井紀子さんの本で引いてたから、原本にあたった。


井上智洋『人工知能と経済の未来』
この続きの『AI時代の新ベーシックインカム論』の方が、今読むならよさそうだ。




全部読んでみて、なんだ、AIががんばる世界って、ちっとも怖くないや、と思えるようになった。
そもそも恐れてなんかなかったけれど、もっと恐れなくなったというか。

無駄な働きが無くなって、「遊び」の部分が拡大していけばいいって思ってる。
時間を浪費するための遊びじゃなくって、人として生まれたことを十分に楽しむための「遊び」は「文化」と言い換えてもいい。

人間は「文化」を生み出した唯一の動物であり生命体だ。
せっかく「ヒト」に生まれたのだから、それをもっと味わい尽くして「人間らしく」生きるのが、
人類の役割なんじゃないかって思う。

いま、そこに近づいているんだ思うと、未来が今よりもほんの少しだけ明るく見える。

by shiho_kato | 2018-06-04 12:45 | 読書ノート | Comments(0)