むむちゃんの散歩道

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カテゴリ:むむちゃんとぷうちゃん( 649 )

ぷうちゃんの「検定を受けない」②問題の解決方法

ぷうちゃんのプール問題を悶々と抱え、
そこへ滅多にない外出や急な仕事が飛び込んできたりして
連日、帰りが一時間以上遅くなる日が続く。
ぐったりしている。

ぐったり帰宅すると、恐縮して粛々と宿題をするぷうちゃんと
部屋中をとっちらかして(彼女の部屋はもちろん居間も彼女のちらかしが増長している)その中に座り込んでスマホをいじるむむちゃんの姿が目に入り、自制のストッパーが吹っ飛んで怒り爆発。
最近では滅多に無かったことで、自分でも自分の腹の立ちように驚き疲れる。




食事を作ること、片付けること、お風呂を用意し、洗濯をし、洗濯をしまい、洗濯をたたみ、子どもたちの寝る時間をコントロールし、食材を確認し、明日の夕食を考え、学校への提出物を確認し、宿題のわからないところを教え、明日のタイムスケジュールを確認し、部屋の温度調節をし。。。
疲れても、苛立っても、不安でも、疲れ切っていても、この家の中で起こるすべては私がなさねばならぬのか。中学生なのだから、その一端でも手伝いやがれ、と思う。

言われなくても決められなくても割り振られなくても、家族の一員としてできることをしやがれ、と思う。


いかんいかん、怒りのマグマに流されては。
苛立ちの爆発の引き金となっているぷうちゃんのプール問題をなんとかせねば。



そう思ったところで、手段はさして多く無い。
数少ないできることを列挙し、担任アタックは先日失敗しているので、渋々ながらスクールカウンセラーにとりあえず電話をしてみることにした。

ぷうちゃんのことを話せなくても、
親である私がそれでまいっているということを話せれば、多少は今のイラ立ちが改善されるかもしれない。


電話は通じなかった。通じないことにホッともした。
人に話すのは、また並々ならぬ勇気がいることだから。

仕事に励み怒りそのものも忘れた頃に、電話がかかってきていたことに気づく。
着歴への折り返し。一度ならず、二度、三度。
お昼休憩の時間に着歴に気づく。
かかってきた電話に出るのは、電話をかけるよりも気楽だ。

やっぱり話してみよう。朝よりトーンダウンしている自分を信じて。
相手はプロだ。そこを頼みに。


・数年前から水泳の検定で笑われたのをきっかけに、検定がイヤだと言っている。
・イヤが続けば学校を休むであろう。
・前日の水泳の授業も見学に〇をしてようやく学校へ行った。
・私はどこまで励まし、どこまでがんばらなくて良いとすればいいだろう。
・担任の先生には、ひと月前に発表のプレッシャーが強くなり学校を休みたいと言っていることを相談した。
・相談に対し、予告なしの不意打ちの発表という方法にて対応したことに対し、子どもも親も担任へは信頼を置け無いと感じている
・そんなわけで、本日の主訴は、次回の水泳の授業は検定であると予告されており、その日、がんばらせたらいいのか、無理を強いずに見学に〇をつければいいのか、どうしたらいいか困っている。
・もし可能であるなら検定を、プレッシャーにならない方法で実施できないだろうか。

そこまで話し切ることができた。私にしては上出来だ。



彼女は、
・前回二年前の面談以来、折に触れて元気かどうか様子を見ていること。
・今日も見かけたこと。わかっていれば今日本人から話を聞けたのに。
・体も大きくて、しっかりしているので、やればできると誤解されるタイプであること。実際はそうではないことを理解している。
・担任はまだ3か月のつきあいで、誤解したままで対応を考えてしまっているようであるので、少し丁寧に本人の特性を説明し、本人の困りごとと、どうして欲しいのかも、話してみよう
・当面、まずはせまっている次のプールの授業がプレシャーにならない方法(学校を休むことなく来られる方法)を、担任と話してみよう

と言ってくれた。
その後も気に留めていてくれたこと、特性を理解していてくれたことに、安心した。
安心できたので、お任せしてみる気になった。


夕方、担任から電話があり、話したことは的確に伝えられていた。
・わかっていそうに見える、という理由で発表を指名するやり方は、本人の負担になると認識した。
・検定は、みながプールをあがった後に行なったり、自由練習のときに観察する方法で記録をとったり、自由練習をしている脇でこそっと行ったり、いくらでもやりようがある
・どういう方法がいいか本人と相談して決めたいと思う

あわせて、
・手をあげての発表はしないけれど、個性的でユニークな考えを持っていて発表の形でなければそれを口にすることもあり、グループでの話し合いでは楽しそうに発言もリードもするし、注意深くまわりを観察していて正義感の強いふるまいをするのも見てとっていること
・私も水泳は得意ではないので、気持ちはわかります

と話してくれた。
肩の荷が、すーーーーーーっと下りた。




帰宅して、ぷうちゃんに、先生に相談したこと、先生が言っていたことを、伝えた。
破顔一笑。泣き顔と紙一重の、
「いいの!?ほんとうにいいの!?検定、みんなの前で泳がなくていいの!?やったー!?」


その喜びように、良かった。話して良かったと、つくづくと思う。
スクールカウンセラーはスクールカウンセラーの、教員は教員の、私は親の
三者それぞれ忠実に役割を果たしただけのことだけれど、それで良いのだ。

******

私の問題解決方法のデフォルテは、
「自分が耐える。自分がガマンする。自分でなんとかする」自力本願だ。

今回の実践は、
問題を他者に共有してもらい、解決方法を共に探る、という協同型の解決方法だ。


教員と親子の二者関係だったならば、これほどスムーズには行かない。
教員と親子の二者関係に、第三者が介在し監視し観測するから、双方、理性的に「良い解決方法」を探すことができた。


今回のことで、
ぷうちゃんが、協同型の解決方法を自身のスキルとして身に着けてくれたらいいなーと思う。

困ったと口にしていい。
イヤだと口にしていい。
ツライと口にしていい。
それを受けて、じゃぁどうしたらそのツライ、イヤだ、困ったを解決できるか、一緒に考えてくれるオトナが居る。自分の味方だと思えなかったオトナですら、一緒に考えてくれる。当初、味方だと思えなかったオトナは、意外とよく見ていてくれた。誤解もあるけれど、理解もあった。

そのひとつの経験になってくれたらいい。

この先に、困ったこと、イヤだと思うこと、ツライと思うことを、誰かと共にだったら解決できるかもしれないと思えば、「助けて」が言えるヒトになれる。
「助けて」が言えるヒトは、強いんだ。
人を信じる気持ちや、自分を開く気持ちや、助けてと言ったところで自分が損なわれないと知っているヒトは、強いんだ。


・・・・・・

自力本願の解決方法は弱い。強く見えて、弱い。
問題解決を自身ですべて背負おうすると、
問題の発生は他者によるものとの理解が大きくなり、他者を厭う。
他者との関わりを極力減らし、他者を排除しようとする。
ガマンや忍耐は、自分の自然な感情を裏切り殺すことであり、うまくいってもすり減る。
うまくいかなければ、自己の力不足に打ちのめされる。
ひとりよがりは、肯定される私を失っていくばかりだ。
いいことなど、たいして無く、生きていることを恨めしく思うことが増える。


もともと持っていた方法がそういう解決の仕方だったから、なかなか生きにくく、長く苦しんだけれど、
生きながらえて、チャイルドラインやソーシャルワークや学校で仕事をすることで学んできた知識と、見聞きしてきた経験とをかき集めて、異なる解決方法を取れるようになったということだ。

その結果、あまり信用できそうにないと思っていたスクールソーシャルワーカーの力を頼ることができ、
不安しか感じなかった担任を思っているよりはずっと見てくれていて考えてくれていることを知ることができた。
彼女たちが、もちろん仕事として役割としてであれど、きちんと我が子を見ていてくれることを知り、
嬉しくもなり、安心もし、荷が軽くなった。

ぷうちゃんの晴れやかな笑顔を見れば、感謝する気持ちがふつふつこんこんと湧いてくる。


どうか、三人のおとなが少しずつがんばったことが、ぷうちゃんの栄養になりますように。


・・・・・・

そんな思いで眠り、目覚めた朝、テレビでは佐々木正美さんの言葉を紹介していた。

親が希望する子どもにするのではなく、子どもが希望する親になりましょう。」


子どもが希望する親になろうとすることで、
私は私を少しずつラクにしてあげられているような気がする。


ひとりでがんばらなくっていい。
むしろ、ひとりでがんばらないほうがいい。

by shiho_kato | 2018-06-28 18:38 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(1)

ぷうちゃんの「検定を受けない」①イヤなことはチカラにならない

プールの季節だ。
プール開きが行われ水泳の授業始まった日、
ぷうちゃんは「見学」をした。
水泳の授業の「検定」をどうしても受けたくないと言う。

この攻防はもう3年に及ぶ。
水に入るのは好きだが、水泳の「検定」が苦手だ。
二年生のときに検定で泳いでいる姿をみなに笑われたのがトラウマになっているようだ。

そもそもみなの注目を集めての発表が苦手なのだから、
得意では無い水泳をみなの注目のもと泳ぐのはイヤだろうし恐怖でもあろう。
私は技能教科全般(体育も歌も楽器演奏も)、実技試験が苦手だった。


二年前は、プールの欠席ならぬ無断での学校欠席を繰り返し、
一年前は、スイミングスクールに入ったことで少しは自信をつけてくれと祈りながら、それでも何度か休んだ。

そして、今年。
あぁ、またこの時期か。

前日につかれた体に鞭打って、新しい水泳パンツを買いに行き、ネームのゼッケンを縫い付けた。
けれど、当日の朝のぷうちゃんはぐじゅぐじゅ。ぺしゃんこになりそうな悲壮感。
プールカードに「腹痛のため見学」と記して持たせた。

とまどいとイラ立ちに支配されそうになるのを、ふぅぅぅ~と息を大きく吐いてとどめて、
意識を遠くに飛ばすために自問する。

はてさて、子どものときに嫌なことをがんばってやったことのなかで、大人になってチカラになったことはあっただろうか。


考えて考えて考えて・・・
ひとつもあがらず。

マット運動も、鉄棒も、ハードルも、できない私を呼びつけて
みなの前で「できない見本」として試技させた
クソバ〇ァの名前も、顔も、忘れることは無いけれど、それで得たものは何一つない。

恨みと憎しみと恥ずかしさと、そして苦手意識の増長。
そればかりだ。


オトナになった今、人前で何をかすることは好んではやらないが、やれと言われればそれなりにできる。
自分が苦手でヘタクソなことでも、できる。

それは本質ではなく、その場においての要素のひとつに過ぎないことを知っているし、私自身を構成するうちのごく一部分でしかないことも知っているから。
私のそのような認識は、周りも同じようなものであることを知っているから。
それをすべてと思う人が仮にいたら、その人が愚かしいことを知っているから。


子どものときに、耐えて乗り越えたから、できるわけでは無く。
オトナになったから、できるんだ。

じゃぁ、いいじゃないか。
泳がなくたって、いいじゃないか。


暑い最中、プールサイドで過ごすのが気の毒なだけだ。

でも、仮に、「できない子」のレッテルを貼られるとしたら、どうだろう。
検定だけが「できない子」なのではなく、何をとっても「できない子」に解釈される偏向を与えることにならないだろうか。そう見られることが自己肯定感をいっそう低める方へと働かないだろうか。
(ぷうちゃんの発表が苦手なのは、自己肯定感が低いからであると、私は理解している)


ぐるりとまわって悶々とする時間に戻りつく。



by shiho_kato | 2018-06-25 22:28 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

映画「羊と鋼の森」

むむちゃんとぷうちゃんと待ち合わせして、封切の「羊と鋼の森」を観た。
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本と映画は違う。

幻想的な世界を、映像でみせる難しさを目の当たりにする。

ぽやぁっとしていて、細い糸をはかなく編み合わせるように作られた音の世界は
映画ではナマナマしく、体温や重力をともなっていてリアルだった。

幻想性を狙いすぎて、演出が過剰になってしまっているところや、
内面を演技で見せるために、こちらも演技過剰になってしまっているところもあったけれど、
全体的に、しっとりした涼やかさを感じられる映画でした。


それぞれに良さを感じた場面は違う。
でも、それぞれに感じることのできる映画を、一緒に観ることができて良かった。
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by shiho_kato | 2018-06-08 16:55 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

むむちゃんのかるた人生、私のかるた人生

むむちゃんが、中学生全国大会で東京都代表の選抜メンバー7人の中のひとりに選ばれた。
この夏、チーム東京都として団体戦で全国の道府県代表と戦う。

全国大会の舞台を踏む。


・・・・
あまりのことに、選ばれたの報に驚き震えて、
うっかり地下鉄を乗り過ごしてしまった。


高校選手権で近江に行くことを、漫画の世界の夢物語としてぽわぽわと夢に見ていたら、
その中学生版で、夢がかなう。

もちろん会場は近江ではなく東京だし、
競技人口は高校に比べても圧倒的に少ないわけだけれど。


むむちゃんが競技かるたをはじめてくれたから、
むむちゃんが競技かるたを本当に好きで打ち込んでいるから、
みせてくれる世界がある。体験できることがある。


大好きな和歌の世界で、大好きな百人一首で、
私が当時、出会えなかった世界にむむちゃんが導いてくれた。
私はなんて幸せモノだろう。


忘れられない夏が、もう始まっている。

by shiho_kato | 2018-06-03 23:13 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

むむちゃんの体育祭

修学旅行から2週間あまりで体育祭。
忙しい一学期だ。

今年は昨年に比べて朝練も少なく、体育祭の直前だけれどぼんやりと過ごしていた。
クラス編成にもよるし、学年にもよるのだろうか。

盛り上がってない、と自ら言って出かけて行ったので、
うっかり、むむちゃんが白組なのか赤組なのかすら尋ねることを忘れていた。

現地で姿を発見して、白組であることを確認した。
今年は赤、白、青の三色に分かれたよう。

ぷうちゃんのような本人の緊張感とかが無い分、リラックスしてのんびり見ていたら、
80m走では1位をとり、クラスの全員リレーでもひとり抜かして順位を上げ、もう一人前に迫る勢いでバトンを渡した。

なんだよー、めっちゃ頑張ってるじゃないか。
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ふいに、こうして全力で走る姿をもう見る機会が無いかもしれないと思いいたる。

私が高校のときは、体育祭に親に来てもらわなかったもの。
勤務先の近隣の高校がちらほら体育祭を行っていたけれど、いずれも平日だったし。

熱い熱い日差しの中で、切ない気持ちに陥ったりして。




****
むむちゃんの学年別クラス対抗リレー。

Mちゃんを擁したクラスは、ダントツで一番を走っていた。

まだ前に、まだ前に、前に、前に、、、。
二位以下を引き離して、Mちゃんにバトンが渡った。
Mちゃんが一周回るあいだに、最下位に落ちる。
Mちゃんの次からの走者たちによる猛追。
どの子も、どの子も、鬼気迫る一歩も引かない走りだった。

猛追する中にむむちゃんの親友で、私もよく知っているYちゃんもいる。
体育祭実行委員として彼女が体育祭にかけている想いも知っているから、
ただただ彼女が走っているだけでも胸が熱くなるのに。
3年間をかけて、この数か月をかけて、この数週間をかけて、あったいろいろなことを
すべて振り払って、帳消しにするような小さな体で風を起こすような走りに胸を打たれる。

アンカーの彼は、ガッツポーズで会場中に応援のアピールをしながら、盛大な声援を受けて、ゴールした。

怒涛の拍手に、視界が濡れる。

Mちゃん、良かったね。

by shiho_kato | 2018-06-02 18:54 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

ぷうちゃんの運動会

今年の運動会も魅せてくれた。


今までよりも、ずっと緊張していたようで、
毎回の練習の様子にあわせて、あー緊張するなーと何度となくつぶやいていた。

単独で走る100m走よりも、ばらつきがあり前を追うリレーの方が
幾分リラックスして走れるそうだ。

当日
100mではスタート前の整列から見るからに自信なさそう。
100mはあと少しのところで2位。
自分史上いちばん緊張して、80%くらいしか力が発揮できなかった、と悔しそうにしていた。
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自分で自分にかけた重圧から解放されたのか
リレーでは走る前からニコニコが止まらない。

バトンを受け取るタイミングで4位から3位にあがり、
コーナーで一人抜かして2位にあがり、1位と並び迫ったところで次へとバトンを渡した。
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学年が上がるにつれて緊張度が増す年ごろ。
私は中学生が更にだったから、ぷうちゃんもまだ続くだろうか。


ソーラン節は、むむちゃんも体育祭で踊る。
ふたりでユーチューブを流しながら、異なる振り付けで踊って楽しんでいた。

風を起こすように、生き生きと踊った。
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高学年になり騎馬戦も種目として加わった。
うっかり6年生のお友達を応援しているうちに、ぷうちゃんの馬は敗退していた。


総合では僅差で紅組の勝ち。
大きな競技では白の勝ちが目立ったけれど、個人競技で紅組がコツコツと積み上げていたんだね。



そんなこんなで、今年も無事に運動会、終了。
あぁ、ぷうちゃんの運動会王子の姿を見れるのは、あと一回。
来年を思うだけで、すでに胸のあたりが熱く苦しくなる。

by shiho_kato | 2018-05-26 18:44 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

むむちゃんB級に。願えば叶う

むむちゃんがGW中の大会で入賞してB級に昇級した。

C級にあがってから1年と3カ月。
中学生のうちにB級になりたいという夢が叶った。
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昨年のはじめにC級にあがり、3月に新しい会に変わり、メキメキと頼もしさを身に着けた。

新しい会で、かるたの先輩も、人生の先輩もたくさんいる中で、一緒にかるたをする仲間としてすっと入れてもらい、よくよく声をかけてもらったおかげ。

していただいたことが、そのままむむちゃんにあらわれて、何をしてもらっているのかがよくわかる。

時折訪れるまごめかるた会でも、神奈川かるた会でも、後輩たちに声をかけて教えたり、うながしたり、諭したり、励ましたり、リーダーシップをとったりということを自然にできるようになった。

本当に、かるたサマサマ。


神奈川の先生にご報告のメールを差し上げたら、
今の会の先輩たちが、神奈川の先生に、むむちゃんの大会の様子や練習の様子を聞かせてくださったのよ、とお返事いただいた。

見守ってくださる方々を増やしながら、いっそうかるたが好きになり、歩みを続けられることのなんて幸せなことか。

****

C級になってからの試合は、勝つときも僅差を勝ち抜く苦しい戦いが多く、入賞を決めた戦いも、同様でわずかの差を勝ちぬけた。

決勝を決める戦いでは、力尽きて大差で負け。

会長から、
このままあがってもなかなか勝つことはできないですよ。
それでも上がりたいですか?

と問われた。

むむちゃんは、斜めの方向を見ながら
「上がりたいです」
聞こえるか聞こえないかの声で、でもキッパリと答えた。


かつて、4年生の時に、
かるたに専念したいので剣道をやめますと、
剣道の先生に言ったときとおんなじ。

やめることは自分で決めた。
自分で決めたことだから、自分で先生に伝えた。


あのときと、おんなじ覚悟を、いま、また、
続けるために、もっと上を目指すためにしている。
誰に相談することなく。自分で決めて。


****

道中で、興奮気味にかるたを始めた時の頃の話をしながら、

あのときB級なんて夢のまた夢の、マンガの中のお話だったよね。
でも、保育園の友だちのひろごんがA級になったって聞いて
中学生でいちばん強くなったって聞いて、
そのひろごんの居た、いままりぃのいる会で一緒にかるたを取るようになって、
マンガの中じゃなくって、物語の中じゃなくって、
少しずつ少しずつ近づいて、いまこうして、夢のまた夢が叶えられてきて、
本当に奇跡みたい。

ママが『ちはやふる』を買って、むむが『ちはやふる』を読んで、
おんなじときに、かるたやりたいって言ってさやが言ってくれて、
東神奈川に、一緒に通うようになって
さやは居なくなったけど、あんじゅじゅが来て、ゆりちゃんが来て、
ぜんぶぜんぶ奇跡みたいだね。


むむちゃんが小さな声を弾ませた。

そうだね奇跡みたい。
でも、「それ」が大好きで、「それ」に向かって一生懸命になっていると、願ったことがいつの間にか引き寄せられてきて、いつの間にか叶ってゆくって、私は知ってる。

だから、大好きが見つかったときには、願うべきだ。
届くか届かないか、そこに到る道筋なんか考えなくっていい。
考えられなくっていい。



「大好き」の糸を伸ばして伸ばして伸ばしていった先に「夢」が待ってる。

「大好き」の糸を手繰り寄せていくと「夢」に届く。

自然の摂理は、そういうふうにできているんだ。



私が半生(40年近く)かけて獲得した夢のかなえ方を、むむちゃんが今、こうして体験できたことはかけがえがない。

彼女が生きていく上で、何としても知っていて欲しい大事なひとつ。
それを教えると私の大きな荷がひとっつ減って、なんだかとてもホッとした。


by shiho_kato | 2018-04-28 23:40 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

子どもたちのなりたい職業

ランドセルのクラレが毎年調べている「新小学1年生の「将来就きたい職業」」が発表された。
子ども自身の就きたい職業と、親の就かせたい職業と。

【男の子】
1位「スポーツ選手」、2位「警察官」、3位「消防・レスキュー隊」
「スポーツ選手」調査開始以来20年連続で1位/「ユーチューバー」への関心高まる

【女の子】
1位「ケーキ屋・パン屋」、2位「芸能人・歌手・モデル」、3位「看護師」
「医師」が過去最高の比率に/「美容師」など、新小学1年生でもおしゃれに興味

【男の子の親】
1位「公務員」、2位「医師」、3位「スポーツ選手」
「公務員」人気が続く/「スポーツ選手」は過去最低の比率に

【女の子の親】
1位「看護師」、2位「公務員」、3位「薬剤師」
医療系への関心がさらに高まる/「保育士」は20年前から半減

全文はこちら☆彡


*****


ぷうちゃんが、職業調べで「図書館の司書さん」を調べたそうだ。
将来就きたい職業に、「とりあえず「図書館の司書さん」」と書いているそうだ。

高学年になって委員会がはじまり「図書委員」を希望したそうだ。
じゃんけんに負けて「飼育委員」になったそうだけれど。


むむちゃんも、小学校と中学校での職業調べの課題では司書を調べていた。
小学校での委員会は図書委員をしていた。
今は、本に携わる仕事もいいけど、音楽に携わる仕事もいいな、と思い始めているそうだ。
「まだまだこれから変わると思うけど」と呟く。
自分の世界が広がりつつあることを自覚しているようで、頼もしい。


子どもたちが、私の就いている職業を選ぶのは、
最も身近な大人の就いている仕事であって、何となく仕事の内容をイメージしやすいからだ。

そして、願わくは、その職業で働いている今の私の姿を肯定しているから、とも思いたい。



どんな職業に就いてもいい。

その仕事に呑み込まれることなく、
「私は私である」ことを補強するための材料の一つとして、働く自分を身にまとえばいいと思う。



チャイルドラインのときの全身全霊120%まっしぐらで、達成度150%。
出した成果としては、身の丈を何十倍も越え、過ぎたるほどではあったけれど、
身を削り、ボロボロにもなり、我を見失うところまで行きついたあの頃の自分を、「良し」とだけ思うことはできない。


いま、60%くらい司書っぽくなってきたけれど、どうも司書道まっしぐらには人生注げない、と思っている。
かるたをしたり、走ったり、母である時間をしっかり味わおうとしている今のほうが、生きているのが楽しくて、生まれてきたことを引き受けることができて、百倍は好きだ。
私は、私の人生を、私が生きるために、生きている。


むむちゃんやぷうちゃんが、倣いたいのが、その意味での「私」であって欲しいと願う。

by shiho_kato | 2018-04-10 22:43 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

今年の桜@高尾山

むむちゃん、ぷうちゃんと高尾山へ。

数日前にお誘いすると、
ぷうちゃんは「行く行く~~!」、むむちゃんは「宿題終わって無い~~!」

前日に「どう行けそう?」と訊くと、
ぷうちゃんは「行ける行ける~!」。

むむちゃんが「行けるよ~。」と答えると、ぷうちゃんが「やったぁ~~!!むむも行ける~~!!」
ぷうちゃんのものスゴイ喜びようは、むむちゃんが照れるほど。

いつまで、こんなぷうちゃんで居てくれるかしら。
一緒に過ごす日を喜べる時に、一緒に過ごす時間を選んで良かった。
仕事を休んで、春休みのお出かけをすることにして良かった。
しみじみと嬉しい。


良いお天気。
電車に揺られて1時間半あまり。

高尾山も桜は散り始めているけれど、明るい陽射しの中で緑の混ざる桜も美しい。

4月1日から5月末まで高尾山スタンプラリーを実施中。
スタンプが押せるルートを行くことにした。
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鮮やかな紫ピンクのつつじは何ツツジかしら。
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リフトで中腹までのぼる。
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薬王院へお詣りすると、むむちゃんが「あ、ここ、嵐が来てたところだ!」
テンションがあがる。
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薬王院の4種類のおみくじは、それぞれ異なる種類を引く。
「嵐は恋みくじを引いてた~!!」けどむむちゃんは開運みくじを引く。
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むむちゃん、ぷうちゃんは大吉。私は小吉。小吉のわりに、良いことが書かれている。

「嵐が食べたお団子~!!」
ごま団子でチャージした後は
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「嵐が歩いた階段だ~!!」
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薬王院の参道を戻って、4号路へ入りつり橋を渡る。
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山道っぽい道に入るとワクワクしだして、
ふたりして、まごめの遠足の思い出話を次から次へ繰り出しながら、足も前へ前へ。
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最後だけ無言になり、エイエイっとあがり、頂上に到着。
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春霞に富士山は見えないけれど、散りかけの桜にも光があたり満開の花に映る。
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お弁当を食べて、ひと休み。
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下りは6号路。沢沿いを下りる。
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暑い暑いと言っていたぷうちゃんは、沢の水にたびたび触れて、ほてった体を冷やしながら。
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下りはいっそう足も軽やか。
琵琶滝でスタンプを押して、
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少し行けば、山道もおしまい。
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高尾まんじゅうを食べて
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高尾山口駅直結の極楽湯へ。
温泉で手足を伸ばしてのーびのび。
ぷうちゃんは、我慢してきたソフトクリームのご褒美にやっとありつけた。
(極楽湯には抹茶ソフトはあるけれど、チョコソフトが無いことを備忘録として)
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帰りの電車の中でうつらうつら。
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いっぱい歩いて、一日中外で過ごして、ほどよく疲れたかな。
明日はゆっくりのんびり一日休んで、明後日からの新年度をゆるりとスタートできますように。
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by shiho_kato | 2018-04-04 18:59 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)

今年の桜@茂原公園

むむちゃん、ぷうちゃんの春休み。
びゅんと実家へ。

さっそくお花見。
茂原公園は花盛り
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たくさん走って、たくさん遊んだ
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お気に入りの一枚。野生のアビーロードショット。
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私は一泊だけして、翌朝には東京へ戻って仕事へ。

東京に向かう電車の中で、もう一日くらい一緒に過ごしても仕事は挽回できたんじゃない?
ちょっぴり、クヨクヨ。

ひとりだったら、その選択は可。でも相方の司書さんの異動はリミットがある。

振り切るように空を見上げれば、やっぱりここでも桜に慰められる。
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by shiho_kato | 2018-03-26 23:38 | むむちゃんとぷうちゃん | Comments(0)