むむちゃんの散歩道

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正月三が日、七福神巡り四つ

七福神巡りは、お正月の楽しみ。

元日は自転車で二か所を回る。

多摩川七福神
2014年に新たに設置された七福神。
新田神社で、七福神すべてのスタンプが押せる。
もちろん七福神の備えられている七寺でも押せるそうなのですが、
七つまとめての目新しさも面白いので、新田神社で押してしまえ。

色紙(1,000円)を買うと、お神酒かお汁粉をいただけました。
一枚しか買わなくっても、同伴者分もふるまって下さいました。

次は毎年恒例の
池上七福神
七寺の中で少し離れた曹源寺へ。
昨年の色紙、お守り、お札等々を返納して、今年の色紙を購入(500円)。
御朱印のスタンプは自分で押します。なので、あとは各寺参拝のお賽銭のみ。
曹源寺以外の五寺は、池上本門寺近く。本門寺に自転車を止めて歩いて回ります。
(一寺は改修工事中)
1時間も経たずにコンプリート。
すべて押し終えたら、心置きなく池上本門寺で初詣。

二日は
羽田七福いなり
朝一で箱根駅伝往路を現地で応援。
一度うちに戻って、おせちで腹ごしらえをしてから、
再び箱根駅伝のコースに舞い戻り、数時間前に選手が走ったルートを追うように糀谷へ。

萩中神社内にある東官守稲荷神社からスタート。
専用の色紙を200円で買って、御朱印(スタンプ)を押していただきます(各寺100円)。
看板やのぼりが、道順に沿って立っているので、迷わずに進むことができました。

多摩川近く、大鳥居にも立ち寄ることができ、最後は穴守稲荷で終了。
七寺をコンプリートすると、大きなおみやげ袋をいただくことができました。
(ボックスティッシュに、お神酒に、お屠蘇のもとにクリアファイル)

萩中や糀谷の商店街を通りましたが、いずれもお休み。
ちゃんとお正月休みを取る商店街はよいと思う。

帰りにお買い物をしたりしつつ、かれこれ約19㎞

三日は
川崎七福神
多摩川を越えて、あちら側へ。
富士山が見事なので、多摩川を越える前に多摩川浅間神社へ。

多摩川河川敷は気持ちがいい。
まだ冬だけれど、桜並木の桜の枝は淡々とふくらむ準備を始めている。
木の根元の枯れ草の上をふわふわと走る。

ランナーのお友だちにもばったりとお会いできる。

多摩川河川敷を離れて、一つ目のお寺、東樹寺に向かう。
なかなか難易度の高い地図ゆえに、たどり着くまでにすでに10㎞走る。
色紙を購入(300円)し、御朱印は各寺200円。
看板や幟が少なめなので、そのあとのお寺も、地図と首っ引き。
地図上の距離感よりも、実際の距離感はかなり長いので、要注意。

四苦八苦、右往左往しながら、なんとか七寺目にたどり着いたときには25㎞。

多摩川に戻り、河川敷をぽくぽくと。
一日中いいお天気に恵まれて31㎞5時間強の行程でした。

・・・・・

巡りに巡って、手を合わせ、同じことひたすら願って三日間。

子どもたちとはじまる新年は毎年1月4日から。
新年を共に迎えられないことをうらめしく思った時期もあった。
このところの三が日の七福神巡りが定着し、ただただ子どもたちの健康と幸せを祈って願って過ごす。
一年の始まる準備に心ひたすらに祈って願って過ごすこの三日間は、なかなかいいんじゃないかって思える今年のお正月。

神様のみなさま、どうぞどうぞ私たちをまた一年、お守りくださいますように。





by shiho_kato | 2019-01-03 21:39 | 私ノート | Comments(0)

特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」@東京国立博物館

東京国立博物館の「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」展へ。
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大報恩寺って、どこかしらん?と思ったら、北野天満宮のすぐお隣だった。
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見どころは、重要文化財の「十大弟子立像」なのだそう。
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10体ぐるりと並ぶと迫力がある。
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正面から見るのと、横から見るのとで、表情が違って見える。
撮影可能な聖観音像はそうでもなかったけれど、
横から見ると、ほんの少し口角があがり微笑んでいる風な像に心惹かれた。
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10体の中では、迦旃延立像がやさしげで親しみを覚えたけれど、「論議第一:教団きっての理論家で問答が得意です」なんですって。つまり弁が立つ、やりこめ屋さんってことかしら。

気に入った気に入らない、好き嫌いで、鑑賞できる自由があるから、
博物館も美術館も楽しい。と思っている我をかえりみて、
そうなんだ、自由って楽しいんだな。と気づく夕暮れ。

by shiho_kato | 2018-11-13 18:48 | 私ノート | Comments(0)

誕生日

誕生日は良いお天気。

パシフィコ横浜で行われる図書館総合展への出張。

10時から始まる前に。
平日の朝(8時~10時)は100円パンケーキを食す。豊かな気持ちになる。
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出張のお供は吉田右子さんの『オランダ公共図書館の挑戦』
吉田さんのヨーロッパの図書館シリーズは面白い。
『デンマークのにぎやかな公共図書館』
『読書を支えるスウェーデンの公共図書館』
『文化を育むノルウェーの図書館』
『オランダ公共図書館の挑戦』

いずれにも共通しているのは、司書が修士以上の学位を持つこと。
図書館の機能が多様であること。
言葉の上っ面だけではなく、真に人々の生活の豊かさ・文化の豊かさを担保する場であること。

紙の本かデジタルの本か、本は借りて読むか買って読むか、のような議論が
旧弊な、狭い世界の、陳腐な話でしか無いと、いよいよますます思う。

本そのものは、図書館のごく一部のパーツに過ぎない。
知識、思想、情報、etcが行き交い、蓄積され、取り出され、用いられ、新たに作られる場所として、
息づいている空間そのものが大事なんだと思う。

批判は多いけれど、私はTSUTAYAが図書館運営に乗り出すのは、ありだと思っている。
従来の旧来の図書館は、「あれは商業主義だ!違う!!」と言って敵視するよりも、学んだり参考にしたりすることの方がいっそ多いように思う。

そんなわけで総合展では、マンガと図書館、ゲームと図書館、カフェと図書館というように、◎◎と図書館のテーマの講座をはしごして回った。
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幾人かの知り合いにお会いする。催しものや企画に乗ったりしながら、お会いする人は同じ顔触れだ。
つまるところ、外に出て何をか吸収しようと思ったり、刺激をもらおうと思ったり、何をか発信しようとする人たちは、ごくひと握りだということ。
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きっと、図書館界の停滞はここにある。
多数の図書館員たちは、日々堅牢な箱の中で毎日をすぐしてしまえるだけの、
それをさばくことに身を傾けて思考を停止することができるだけの、作業量がある。

作業は、仕事では、無い。

仕事として、やろうとしたら、私の知識も意識も能力も技術も全然足りていなくって、
本来、今、必要とされている、図書館に求められている機能を顕在化させフル稼働させていく力量の無さにうちのめされながら、闘っている。

そうして、私は、うちのめされても、闘っても、「司書」になっていきたいのだろうか。
自問自答してみるのは誕生日らしくて、いいと思う。


そんなことをつらつらと考えながら、一日を過ごした終わりはランドマークタワーへ。
お誕生日には無料でのぼることができる。
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富士山がくっきり見えた。
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えっちらおっちらと帰り着いた後は、自らの誕生日のケーキとごはんの用意。

時期が時期なので、かぼちゃのグラタンに
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かぼちゃのチーズケーキ。苦手なクリーム代わりのアポロはナイスな案だと思う。
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願いごとは、平和で健康な日々を過ごし続けていけますように。
ただただそれだけだ。
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by shiho_kato | 2018-10-30 22:28 | 私ノート | Comments(0)

映画「日日是好日」

映画「日日是好日」を観に行った。
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しみじみと良い。

古い家に住みたくなる。
縁側に座り、季節のうつろいに想いを傾けたくなる。

静かな暮らしをしたくなる。

つながりをせっせせっせと求めなくとも、
成長をせっせせっせと求めなくとも、
うつろいゆく自然も、とどまることのない時間も、
丁寧に日々を生きていれば、おのずと成熟へと運んでくれる。

それを信じることができるオトナになることを焦がれていた私を、
思い出すことができた。


森下典子の『日日是好日』は、以前に読んでいる。
はずなのに、少しも覚えていなかった。


映画館を出て、本を買って帰った。

追われる日々で大事なものを手放してしまいそうな、
たくさんの流れ込む情報に飲まれてしまいそうな、
つながっていないと得も言われぬ不安に押しつぶされてしまいそうな、
危うい毎日。

目の前の書棚にこの一冊が置いてあるだけで、
私は、踏みとどまれそうな気がする。
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by shiho_kato | 2018-10-07 21:29 | 私ノート | Comments(0)

大田区秋季スポーツ大会 卓球競技大会

とっても久しぶりに、卓球の大会に出た。
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練習が楽しいので、もちょっと本格的に卓球できるかな、どうかな?
の、力試し。

ほとんどの人が、サークルとかクラブとかチームとか、なんらかのそれらに所属しているようで、
個人で大会に参加していたのは数えるほどだった。

この区は、成人の卓球熱が熱いらしい。
試合の合間に、むむちゃんの同級生のお友だちにあれこれと教えてもらったところによると、
中高生はあんまり強くないのだけれど、おとなは都内でも強いそうで、都民大会で優勝する実力とか。

ぼやぼやと、ガチなところに迷いこんでしまった「やっちゃった感」満載。
同じ年代別リーグの方が、「私もPTAの卓球からはじめて、はまって今チームに入って続けてるの」とニコニコフレンドリーにお話してくださって、ありがたい。

ルールも、競技方法も、かつてとは全く違う。
ひとっつも勝てず、ラブゲームでセットを落としかけたり、
対戦した方に、「ラバーを張り替えた方がいいわよ」とアドバイスをいただいたり(たしかにもう20年もの)、
もちょっとやれば、なんとかなりそうな手ごたえもあり。


来年の春、中学校のPTA卓球が終わったら、どこだかのクラブに入ってみようかな。
「もっとやりたい」の気持ちがムクムク。



by shiho_kato | 2018-09-09 18:12 | 私ノート | Comments(0)

防災訓練と美術館巡り―横浜美術館&東京ステーションギャラリー―

防災訓練で出勤。

我が家の子どもたちの学校は月に1度、なんらかの訓練があるけれど、
勤務先の学校では、年に一度。

年に一度を、しっかり叩き込んで、一年間過ごす。

個人的に、ロッカーの中に置いている非常食や、
帰宅するための揺れないリュックや靴、動ける服を点検する日でもある。

今回はAEDの実習をする学年のお手伝いをさせてもらえたので、しっかり復習。

マラソンの大会で、この一年の間に、知り合いに二人もAEDを必要とした人が居て、他人事とは思えない。
自分がお世話にならないための心構えと、遭遇した際にとにかく一秒でも早い対応をできるように。

高校生の方が、私よりもずっと役に立つ「胸骨圧迫」ができるだろう。
AEDを取りに走るのも速いだろう。
だから、良く覚えておいてね、と願いながら見る。

AEDは、必ずあるのは、学校、市役所、図書館、公民館、スポーツセンター、駅、病院、介護施設。
そして、コンビニ、ドラッグストアにもあるそうだ。

日本全国AEDマップでご近所の設置場所を調べてみたら、
消防署、学校、児童館にあり、お寺と銀行にもあった。
表示されなかったけれど、郵便局にもありそうかな。


******


防災訓練を終えた足で、美術館をふたっつ梯子した。
ひとつは、横浜美術館の「モネ それからの100年」展
もうひとつは、東京ステーションギャラリーの「生誕100年 いわさきちひろ絵描きです」展

モネは死後、ちひろは生誕、の違いはあれど、どちらも100年の節目企画。
どちらも終了間近なので、行く日を選んでいられない。


まずは東横線で横浜へ。

横浜美術館、久々に来た。
中はやや狭めに感じたけれど、立地はとてもいい。
美術館周りの広場の芝生とか、とても好き。
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モネ展は、モネの影響を受けた画家たちの作品が多く、
モネの作品は少なめだった。ちょっと残念。
何年か前の、国立西洋美術館でのモネ展 はとても良かったなぁ。
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来年、開館30周年で「オランジェリー美術館展」が予定されているそう。
時間に追われないスケジュールで、足を運ぼう。

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横浜からびゅんと東京へ。
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6時閉館(5時半入場締め切り)で、5時過ぎに着いたから入口で、
全部見たければ、今日は入らない方がいいと止められる。
親切心なのでしょうが、ちっと余計なお世話。

明日までしか会期がなく、明日来られないのだから、今日を逃せないの。
そのやりとりの時間すら惜しまれる。さっさと中に入れてね、と思う。

今日はあきらめて、石神井や安曇野の「いわさきちひろ美術館」に行くモチベ―ションに変える手もあるけれど、
むむちゃん、ぷうちゃんと、姪っ子ちゃんたちが観たその場所を観たかったのだもの。

高畑勲がプロデュースしたという、ちひろの絵を壁いっぱいに大きく拡大したお部屋と、
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黒柳徹子との交流を描いた映像が良かった。最後まで観たかったけれど、閉館時間でタイムオーバー。

そう言えば、何年か前に「いわさきちひろ」の映画を観たことを思い出した。



*****

あちこちの美術館に足を運び、作品を観ているが、鑑賞の仕方を知っているわけではない。

私にとっての美術館巡りは、「好きなものに出会う旅」だ。
ぜんぜん知らなかったけれど、この作品、好きだ。この絵、好きだ。
その発見が面白かったり、嬉しかったりして、美術館に足を運ぶのが好きになる。

心をつかまれる作品が無ければ、さっさと先へ進む。
知識を溜めることは目的外だけれど、
思わぬエピソードに触れて、ハッとしたり、
あの人とこの人、あのこととこのことが初めてつながったりすることもある。


盛りだくさんで、駆け足だったけれど、気持ちはフクフク豊かになった一日。

by shiho_kato | 2018-09-08 20:18 | 私ノート | Comments(0)

戸隠五社巡り&黒姫山登山

レッド・データ・ガール』が好きすぎて、戸隠へ。

うだるような、外に出ると息が苦しくなるような、具合が悪くなるような、今年の夏。
善光寺あたりは暑かったけれど、戸隠までのぼるとだいぶ涼しい。
標高1300mくらいだそうな。
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戸隠古道を選びながら、五社巡り。
どこを歩いても木陰。
木々の本数がけた外れに多く、保水力があるのか、土や砂利や落ち葉の降り積もる地面でもぬかるみが少ない。
走る格好をしてこなかったことを後悔。
お山の中を気持ちよく走れる道ばかりじゃないか。
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お宿はご夫婦でなさっている民宿。
教員をされていたのを、転身して民宿をはじめられたそう。
そこにどんなドラマがあるのか、根掘り葉掘り聞きたくなるのをぐっとこらえる。

先に先にと、気遣ってくださって、二日目は、
登山口まで送ってくださるばかりか、大きな荷物は預かってくれて、
お山を下りたら迎えに来てくださると。

交通渋滞はなはだしい場所ではあるけれど、車無しでバス頼みは本数が少なく、
ランナーらしく両の足でするには、距離はさておきどこを歩いても坂道ばかり。

ありがたく甘えさせていただいた。

地元のお野菜をなるべく手を加えずにアレンジしたお料理もおいしかった。

夜は神楽が開催される日。なんてついてる。
そして小学生の女の子たちの神楽を二つも見ることができた。
ツイテるなぁ。
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夜空に無数の星がまたたいていて、見えていても見えていなくても、
いつもこれだけの星があるのに、東京に居て見失っているものがたくさんたくさんあるのだろうな、、、と思う。
いつか、東京を離れて暮らせる日が来るといいなぁ。
夥しい情報を振るい落としながら拾い集めながら、その取捨選択に追われる日々ではなくて、
あるものをそのままに発見しつつ生きる時間を、もてたらいいなぁと思う。

冷房要らずの夜だった。


翌日。
『レッドデータガール』的には、戸隠の修験道の山を目指すべきだけれど、
難易度が高いようなので、ここでは無理をしない。

できれば「黒姫童話館」を目指したかったけれど、黒姫山の頂上から童話館のある黒姫高原までの山道は
気をつけ慣れければ迷いがちな道のようなので、そこも無理はしなかった。

シンプルに黒姫山の頂上にのぼり、下りてくるプラン。

山道は、今まで登ったどの山よりも歩きやすかった。
木の根が張っているとうよりも、熊笹の地下茎が張り巡らされているようで、それがほどよく地面を固めていた。
登山者も少なく、渋滞も無い。日差しはほどよく木々がさえぎっていて、暑過ぎることも無い。

身の丈の倍ほどある見上げるような岩をのぼったり、隙間をくぐったりしながら、上へ上へと登る道も楽しかった。
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そして、視界が開けた.

2000メートルを超える頂上。
これまでの登山では富士山に次ぐ高さ。
出発地点の登山口ですでに1300mあたりだったので、自力で登ったのは700m強だけれど、
それでも自らの足でここまで来たからこそ見える景色。

あぁ絶景。
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まだ小学生の低学年か、年長さんくらいかの男の子を二人連れたお母さん。
登ってきた子どもたちもスゴイけれど、子どもたちを連れて登るお母さんがスゴイ。
なだめたり、おだてたり、励ましたりしながら、ここまで登らせてくることができるのがスゴイ。

ぷうちゃんは、どうかしら。
にわかに、この山に登る姿は想像がつかない。
このくらい小さいうちに、お山に慣れていたら違ったかしら。

これから、だ。
また、お山に誘ってみよう。
高尾山の500mを、少し超えるくらいの山に。


下りのルートは気持ちのよいふかふかな道を、障害物も少なくスイスイと下りた。
遠くで雷がなっていたけれど、雨が降り出す前に下りることができた。
登り始めてからちょうど4時間半。

登山口が見えたのと、お宿のご主人の車がお迎えに到着するのと同時。
ピタリの時間につけてくださってありがたい。

戸隠の日帰りの湯「神告げ温泉」まで送っていただいた。
本当に何から何までありがとうございます。


汗を流して、お昼ご飯を食べて、前日に回り切れなかった五社巡りの残り二社を巡って、帰途に着いた。
コンパクトで、きゅきゅっと詰め込んだ、戸隠五社と黒姫登山でした。
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by shiho_kato | 2018-08-13 10:45 | 私ノート | Comments(0)

デジタルの文字、紙の上の文字

福岡伸一さんの記事を読んでほうと、思う。

コンピューターやスマホの画面の文字は、止まっているようでいて実はたえず動いている。電気的な処理でピクセルを高速で明滅させているから、文字や画像はいつも細かく震えている」
(朝日新聞2018年7月27日朝刊)

あぁ、だからなのか。
書かれていることが、パソコンやスマホでは、浮遊して流れて行ってしまうような感覚になるのは。
文字が、文章が、書かれていることが、ピタッと追いついて、地に足がついてる感じがしないのは。

書き直しが効く媒体だからと、私が信用していないからかと思っていたけれど、
そんな「私が思った」とかそういうレベルのことではなく、
実際に文字は止まっていないんだ。

少しばかり安心する。
少しばかり、我が身の身体感覚を信じても良いかと思う。


科学が、力を発揮してくれるのはこんなときだ。


by shiho_kato | 2018-07-27 18:45 | 私ノート | Comments(0)

第7回「東京・学校図書館スタンプラリー」

7回目となる「東京・学校スタンプラリー

毎年、その機会を利用していろいろな図書館を見せていただいている。
今年は、参加校に加えていただき、ラリー先のひとつとしてみなさんをお迎えする側に立った。
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初参加の手探りでもあり、1日限りで、3時間ばかりのとっても短い時間を設定して。


酷暑が続き、当日は図書委員さんの参加が少ない予定で、
暑い日の運営で具合の悪い生徒さんが出ませんように、
それが一番の気がかり。

二番目の気がかりは、誰も来なかったらどうしよう。
校内のコンセンサスを得て、実施にこぎつけるのに骨を折ってくださった先生方にも、
図書委員の生徒たちにも、がっかりされるような少なさだったらどうしよう。

三番目の気がかりは、逆に、思いのほかいっぱい来すぎちゃったらどうしよう。

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そうして迎えた当日。

29人の方々にいらしていただいた。
3時間で29人。
閑散とする間もなく、込み合い過ぎる時間も無く、とてもとてもちょうど良かった。
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いらしていただいた図書館関係者の半数は、この7年間の間にお知り合いになった司書さんたち。
心もとなくも初参加へのチャレンジを、助けてくださった方々。
「やっと見に来ることができた」と言ってくださった初めていらっしゃる方々ばかりだった。

図書委員さんは、当日は倍の12人が手伝ってくれた。
WGBTの値が高く、部活が早く終わったり、面談の前の時間を使ったりして、
予定に無い時間に来て手伝いに入ってくれた。
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スタンプラリーに参加することにどんな意味があるのだろう。

参加している学校のお仲間に加えていただく、お仲間意識(ネットワークの促進とも言うがそれほどカッコよくない)の醸成以外に、図書館を開放することにどんな意味があるのだろう。

私は、どうして、こんなに参加したいと思い続けていたのだろう。


スタンプラリーの実施日が近づくにつれて、少しばかり緊張を高めながら、つらつらと考えた。

辿り着いたのは、人目にさらすことは、背筋を伸ばすこと。

「これが、うちの学校の図書館です」
そう、外部の方に説明しながら、見せたいもの、知らせたいことが絞れてくる。
際立たせたいものはいっそう際立ち、知らせなくていいものはこの機に無くしてしまう。

そういった緊張感が、時に必要なんじゃないのかなって思う。

ほめられることもあれば、力を入れたけれどスルーされることもあれば、
思いがけないことを見出してもらうこともあれば、至らぬことに気づかせてもらうこともある。

停滞や沈滞は、怖い。それに気づけないことが、何より怖いことだから。


実際に開催してみて、気づいた良かったことは、
(特に管理職や運営に携わる)先生方が、外部に見せるにたる図書館かどうかに思い巡らせてくださったこと。
図書委員の生徒さんたちにとっても、クイズやスタンプやしおりを作り、人を迎えることで、「うちの図書館」の気持ちになってくれたこと。
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そして、後から先生に「今日、図書館ではスタンプラリーをやってる」ことを、図書委員さん以外の生徒たちも知っていたことを教えてもらった。彼らにとっても「うちの図書館」という単語で、この場を思い浮かべてくれていたならば嬉しい。

当日の様子①
当日の様子②



本来、実施の意義があり、意義を実現するために計画が発案され、実施に至るのだろうけれど、
私の中では「意義は発見される」ものであり、「発案時からある」ものではない、という逆転現象。
相変わらず、とんちんかんだなーーーと思うけれど、順序はいいや。

有意義だったに違いない実感が、ここにこうしてあるのだから。

by shiho_kato | 2018-07-23 18:22 | 私ノート | Comments(0)

富士山に登った話

富士山に登った。

ほんとに登れるのかな、と、不安が募って、緊張もしていた。

朝6時45分のバスに乗って出発して、
9時50分に五合目について、
10時半から登り始めて、
14時ちょっと前にてっぺんにたどり着いた。
15時半少しすぎにてっぺんから下りはじめて、
17時半くらいに五合目に着いた。

朝から夕方まで、てっぺんも含めてとってもいいお天気で、
山頂は寒いと聞いていたけれど、肌にあたる冷気が気持ちいいくらいだった。

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てっぺんからの景色は、自分の足で登り切った人しか見ることのできない、貴重な貴重な景色。
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富士山、日帰りで登れるんだなー。

どこからでも見ることのできる富士山。
「あのてっぺんに立ったんだ」って、
遠くから眺めてはじめて、けっこうスゴイことだって気づく。

富士山の山道は、易しい。
難しい岩も無いし、すべる傾斜も、でこぼこする木の根も無い。
山小屋がたくさんあり、食料も飲み物もトイレも困ることが無い。

そして、だから、のぼってる間、退屈だった。
1000m級の、木や岩や沢があって、緑に覆われた山道を行くお山のほうが、私は楽しい。

でも、ぷうちゃんが登りたいって言ったら、
胸張って一緒に登ろうよ、って言える。

またひとつ蓄えを増やすことができた。
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by shiho_kato | 2018-07-15 18:42 | 私ノート | Comments(0)