むむちゃんの散歩道

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一面に降り積もる雪と、足跡と。

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窓の外、雪が降りつむ。

幾度も見やり、降りゆくのを眺める。

決算期の慌ただしさは変わらないけれど、
ほんの一瞬、うっとりする気持ちになれるのがうれしい。

真っ白な校庭に、足跡のハートマーク。
そうこなくっちゃ。

この雪は積もる。
3月への、お土産になりそうです。
by shiho_kato | 2012-02-29 13:35 | 読書ノート | Comments(0)

むむちゃんの、二年生最後の保護者会。この一年、二年をふりかえる。

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むむちゃんの保護者会でした。

二年生最後の保護者会。
この一年の子どもたちの成長を、先生と親と、順にお話する。

むむちゃんの、この一年の成長は…?

即答。
なんと言っても、食べられるようになったこと。

食べるのが遅い、
苦手なものが多い、
食べられる量が少ない。
給食も、家での食事も、長く静かな戦いだった。

この一年少しずつ、苦手なものが減り、苦手だけど食べられるものが増えた。
「ぷうちゃんは早く食べられていいなぁ」と涙声で呟いていたのは、微笑ましい思い出話になった。
ご飯をおかわりをすることも、度々ある。
なんだか、頼もしい。

食べるのを克服するにつれて、
脱・いい子。
不満、不服を表現できるようになって、
最近は、手加減なくぷうちゃんをやり込めたり、
取り合いのけんかもしょっちゅうする。
口をとがらせて、納得しかねる、承伏しかねる、という顔もする。

おねえちゃんなんだから、、、と言わずに
どうなだめるのか、毎回ひと思案。

だけど、そんな風に素直に気持ちを表現する姿を見ると、
どこかホッとする。
がんばって、いい子でいるよりも。

去年と今年では、私の仕事の仕方の変化を主に、
生活の環境も、リズムも、大きく変わった。

以前から、安定感抜群のむむちゃんだけれど、
自らの内側に向けても、
いっそう線が太くなって、たくましくなった一年だったのではないのかな。


1年生、2年生と持ち上がりのクラス、持ち上がりの担任の先生も、
4月には変わる。
保育園時代、保育園のリズムの一定した生活に助けられて、
子どもたちは育ったなぁ、と思っていたのと同じように、
小学生のこの2年間もまた、中身は違えど、学校の安定した生活に助けられ、
むむちゃんは育ったなぁ、と感じる。
安定した時間の上で、友だちとのいい関係、先生への信頼を
乗せることができた巡り合わせに感謝。
いや、本当に担任の先生に恵まれた、とつくづくと思う。
学校という場で初めて出会う先生が、むむちゃんが手放しで大好きになれる先生で良かった。

あと一ヶ月か。
一ヶ月したら、また新しい環境。
むむちゃんに不安はかけらもない。
私の方が、ちょっと腰が引けているくらい。

残りの一ヶ月、楽しく過ごせますように。
校庭で一輪車を乗り回すむむちゃんの小さな姿に、祈りをこめる。
by shiho_kato | 2012-02-29 12:30 | 読書ノート | Comments(0)

本格的な、雪の朝です

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雪予報、バッチリ当たった雪の朝。

既に地面は白く、空からも次々と降りくる。

今日の雪は、歩くのに難儀する足をとられやすいベチャ雪。

歓声をあげてはしゃいでいたぷうちゃんも、途中ですべって、べちゃんと転んで意気消沈。
ベチャ雪は、転ぶと濡れるので、濡れたお尻が悲しくなって、ベソかきぷうちゃん。

悪天候を、いつも励ましてくれるぷうちゃんの沈没に、ペシャンとなりかけるけど、気を取り直して、つなぐ手にギュウッと力を込めた。

保育園に着く頃には、雪まみれの雪ん子一丁上がり。
あたたかい室内にホッとする。
雪ん子ぷうちゃんも、乾いた服に着替えてさっぱり。みるみる元気に。
あぁ、良かった。

さて、朝のひと仕事、これで終了。
ほんとのお仕事はこれから。
by shiho_kato | 2012-02-29 09:09 | 読書ノート | Comments(0)

映画と、メガネと、本と、ドーナツ。そして、お昼寝。

毎日の睡眠時間は、約7〜8時間。
この三日間に限り、4〜5時間。
ほっとすると体が猛烈に眠りを誘った。

さて、映画を一本見て、家に帰ろう。
あれこれから解放された頭と心と体と休める
休日が半分残っている。

映画館に向かう。
見たい映画は満席。
がっかり。残念。
ほかは今日はパスの気分。待つのもパス。
とぼとぼ後にする。

何で、どこで気分を変えよう・・・。
向かった先は、本屋さんと図書館。
図書館勤めなのに、またしても本。

だって、読みたいものがあるんだもの。
本を探すのにメガネを取り出そうと、
メガネケースをあけたら、からっぽでした。
あらら。
良かった、映画館に入ってメガネの無いことに
気づく羽目に陥らなくて。
ついてます、今日は。

本屋さんに目をつけていた本が見つからず、
図書館へ。
こちらでも読みたかった本が見つからず。
その代わりに、最近はまっている海堂尊の
読みそびれていた数冊を、がっつり借りることができた。

帰りにドーナツを買う。
ぷうちゃん、むむちゃんが、喜ぶかな。
ちょうどバスが出たばかり。
違う経路のバスに乗ってみる。
いつもと違う景色。いつもと違う乗客の層。
この路線は、高齢の方が圧倒的に多い。
降りてから歩く距離がちょっと長くなったけれど、
途中に新しい緑地公園ができていることを発見。
ちょっと面白そう。

帰ってきて、一息ついて、
コーヒーを淹れる。
読書タイム。
重たかったけど、文庫じゃなくて良かった。
家読書はハードカバーの方が読みやすい。
ねらっていた本を手に入れられなくて残念だったけど、
海堂尊の馴れた文体は、くつろいで読める。

と、気づくと眠っていました。
きっかり一時間半。

目覚めると夕方。
お昼寝は苦手だけれど、
今日は必要な睡眠に、気負わずにすっと落ちることができて、
目覚めもスッキリ。

休む時間を、短くもしっかりと過ごせた半日。
明日からの一週間、がんばれそうな
サザエさんタイム。
by shiho_kato | 2012-02-26 18:29 | 読書ノート | Comments(0)

「親子で落語を楽しもう」@よりみちのいえ、満員御礼。何もかもにありがとう。

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今日は、よりみちのいえ、今年度最後の企画
「親子で落語を楽しもう」の日でした。

定員30名のところに、54名の申し込み。
お部屋をうまく使えたので、お断りすることなく。

風邪ばやりの、この時期なのに、
今日、当日48名の参加者となりました。
満員御礼。
来てくださったみなさまありがとう〜。

落ち着かない子どもたちを前に、
はじまるまではとまどい気味に見えた師匠たちも、
話し出せば、噺家さん。
つかみもばっちり。
先生がたに感謝。

手を挙げてくれた子どもたちが
小咄を演じて見せるコーナーもありました。
言葉まわし、節回し、とっても上手。
堂々と演壇に登ってくれた子どもたちに感謝。

休憩後、少し長くなって、飽きてきた子どもたち。
最後の題目の、「寿限無寿限無」に、
ぎゅっとみんな集中。


子どもたちは思い思いの格好で、転げて笑って、
一緒に大人たちも笑って、楽しいあったかい時間でした。

一年前には、名前しかなかった「よりみちのいえ」
一年を経て、こんなふうに実体を伴っていることが
不思議でたまらない。


メンバーのみなで、
たくさん夢を見て、
たくさん悩んで、
気づかぬうちに突っ走っていたり、
ふと立ち止まり、これでいいのか、と思ったり。
試行錯誤の一年、と腹を決めていても、
目の前のことに、一喜一憂する一年でした。

二年目を迎えることができるのかな、
それぞれが自らの気持ちと団体としての方向性、
見定めがたく、いったりきたりしながら
不安を覚えた一年の終わりに、
こんな風にあたたかい時間を
笑いながら、ゆったりと過ごせたことは
奇跡に似ている。

奇跡が訪れるということは、
先に向かって歩きなさい、という道しるべ。

こんな都合の良い時ばかりの不信心ものですが、
「カミサマからのご褒美」のような、
ひとときでした。

Rさん、みやP、Fちゃん、
一年目、ほんとにお疲れさまでした。
心から、ありがとう。
by shiho_kato | 2012-02-26 15:29 | 読書ノート | Comments(0)

雨の朝、星の夜。

雨の朝でした。

自転車が使えない。
いつもより少し早く家を出ることをせまられる雨。

いつもより、少し早く起きて、
少し早く子どもたちを起こしたつもりだったけれど、
さいごはいつもの時間。
つまり、時間に追われる朝。

追い出すようにむむちゃんを見送り、
引きずるようにぷうちゃんを連れ出す。

ぷうちゃん、走らなきゃ間に合わないよ。
悲鳴のように。

こんな日に限って荷物が重い。
えいえい、と、足早に歩く。

振り返ると、今にも泣き出しそうな顔で、
ぎゅっと唇をかむようにして、
ぎゅっと傘を握りしめて、
小走りにぷうちゃんが追ってくる。

泣きだしたくなる。

誰も何も悪くないのに、
うまくまわらない。

せめて、笑顔でむむちゃんを送り出せたら。
せめて、笑顔でぷうちゃんとこの道を歩けたら。

ぷうちゃんの傘に手を添える。
怖い顔のまま。

はっとした様子で見上げたぷうちゃんは、
力強く前を向きなおる。

保育園に着いて、ぷうちゃんも、私も、ほっとする。

ぷうちゃんのロッカーにばたばたと荷物をしまうと、
ぷうちゃんはいつもとおんなじピカピカの笑顔で、
ぴょんと跳ねてハイタッチをして、
ご機嫌にバイバイと手を振った。

ぷうちゃん、ありがと。
うまく笑えず、目が雨に霞む。

駅へと急ぐ。
いつもと同じ時間の地下鉄に間に合った。
間に合うんだったら、もっと、、、。

すべて、朝からの雨のせい。


むむちゃんに、ぷうちゃんに
時間を戻して笑顔で声をかけたい。
こんな日に限って夜遅い会議の日。
子どもたちに明日まで会えない。

帰り道、雨上がりの風吹く澄んだ空。
星がきらめく。
今日の後悔を明日はしない。
明日は笑って過ごせるように。

はやく、明日になあれ。
by shiho_kato | 2012-02-24 01:31 | 読書ノート | Comments(0)

福島に行ってきました。いわき市小名浜地区復興支援ボランティアセンター

日曜日は日帰りで、福島に行きました。

訪ねたのは、
小名浜地区復興支援ボランティアセンター
http://onahama-volunteer.jimdo.com/

NPO法人ザ・ピープルの理事長吉田恵美子さんが
4月に立ち上げたボランティアセンター。
http://www.iwaki-j.com/people

古着リサイクルや小規模作業所の立ち上げやボランティアの育成などと、
男女平等の啓発の講座等を実施してきたピープルの
すでにたくさん積み上げられていた
人の縁と、経験を
この震災後にぎゅぎゅっとつぎ込んで、
運営されている小名浜ボラセン。

自らも住民であり、というところにぐっと足を置いているからこそ、
仮設にいる地域の人たち、避難しないで生活している被災した人たちと、
向き合うことができて、ニーズを細やかにすくいとることができ、
それをボランティアさんとともに、手当していくことができる。

2時間弱の訪問時間内に聞いた話は、
とうてい昨年3月からこの2月までに行われてきたモノとは
信じることのできないくらい、幅広く、大きな仕事ばかり。
現地で見なければ、リアルにそれを想像することが
できなかったに違いない。

吉田さんという人の懐の広さと、
あるものを使っていこうとする押し出していく力に、
まいりました、感服!
そばにいたら、ついて行きます!
と、思わず言いたくなるだろう。

福島という地域の中にある、
原発との関わりでそこにすまう人たちの心模様、人間関係に、
どのような影を落としているのか、
しみじみと、知ることのできた、二時間だった。

要らぬ気苦労を背負わせてごめん。
夕日に向かって走るスーパーひたちの中で、
奥歯をかみしめて謝る。


複雑さは、そこにがんとしてある。
複雑さに配慮せずになにをか急転換させることには躊躇を感じる。
しかし、負の遺産を、残し続けてはいけないんだ。
恨まれることも含めて、いま、しなくてはならない決断もあろう。
原発について、なんだか覚悟が決まった。
by shiho_kato | 2012-02-22 15:25 | 読書ノート | Comments(0)

「芝の家」に、ふらっとお散歩 〜コミュニティカフェというものだそうだ。

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東京都は港区にある芝の家
http://www.shibanoie.net/

港区と慶應義塾大学の協働モデル事業として、
ふらっとよれる居場所づくりをしている。

本当にふらっと寄れてしまったのでした。
訪問、と内心、構えていたのですが、
ふらりと入って、ふらりと座って、
お話相手になってくださる人たちがいて。

お昼時、ビル街のサラリーマンの人が
お弁当を持ってお昼タイムを過ごしに来たり。

縁側の窓ごしに、おひなさま、飾って〜、
とご近所の方からの差し入れ。

何だろう、と覗いているひとがいれば、
窓から縁側へひょいっと出て、こういう場所です、
よっていきませんか。と、声をかける。

ワンコインで、セルフサービスのお茶、飲み放題。
それだけが、かかる費用。

もとはオフィスビルだったそうです。
床は板を張って、
窓辺は格子にして、縁台を置いて、
古い背の低いちゃぶ台を置いて。

水、金、土は子どもたちには楽しみな
お手玉、けんだま遊びの日。
学校帰りの待ち合わせ、
暇つぶし、もちろん遊びを目的にやってくる子もいるそうです。

そう、こんな場所がほしいのです。
よりみちのいえ。

道のりは遠い。
同じようにはできないのは承知。
だけど、エッセンスはおんなじ。
力を抜いて、気長に願おう。

願えば叶う。
0からはじめたって、
願えば、願い続けていさえすれば、
叶うのです、夢というものは。

ほっくり癒やされて、帰ってきました。
疲れたら、また行こう。

ちなみに、この力の抜けた居場所は
コミュニティカフェに総称されるらしい。
カフェとつくから、子どもには縁遠い活動の形だと
思っていたけど、違いました。
ひとつひとつ、現場で教えてもらえることは多いです。

全国コミュニティカフェネットワーク
http://blog.canpan.info/com-cafe/

http://blog.canpan.info/com-cafe/
by shiho_kato | 2012-02-22 15:20 | 読書ノート | Comments(0)

いつの間にやら、梅咲く季節

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枯れ木の間に鮮やかなピンク。

梅が咲き始めていました。
いつの間にか、春はじわりと。
by shiho_kato | 2012-02-22 15:17 | 読書ノート | Comments(0)

『フィンランドの子育てと保育』から、育つことを待つ形、見守る形とは…

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フィンランドの子育てと保育を読む。

うっとりするような仕組みにため息。
及びのつかない、豊かな子どもの育つ環境に、ため息。
人としての底力を育むという点で、
圧倒的にかなわないなぁ、と思う。
特に心にとまった四つ。


ひとつめ
ネウボラは、
おなかに誕生してから、就学するまでをサポートしてくれる場所。
ひとりの子どもの情報は、
すべてネウボラに集まっていて、
行く病院、保育園のこと、受ける社会保障、アレルギーとか、障害とか、
それらに対応する機関への橋渡しをしてくれる。
橋渡しだけではなく、親の承諾を得てカルテや成長の記録を共有しているから、
日常の心配や、時折の不安をもってネウボラに行けば、
成長の様子を的確に把握してくれている前提で、
話ができるそうです。
文字通り、ともに子ども育ちを見守り支えてくれる存在として、
個々人ではなく、ネウボラという機関がある。
それは、本当に頼もしくて、安心して日々を暮らせるだろうな、
と、思うのです。

ふたつめ
つぎは、早期教育計画表づくりのために
親に対して子どもについてたずねる質問の内容です。

身近な存在、たいせつな人はだれか
とくにどんなことに喜びを感るか
うれしさ、悲しさはどのように表れるか
どういう状況のとき、助けを求めてくるか
けんかのときにどのようにふるまうか

発達の〜、発育の〜、立ったのは〜、
跳ねたのは〜、この言葉が出たのは〜、
とか、そういうのではないのです。
その子がどんな子か、知るための質問になっている。
示されて、なるほど、と、思います。

みっつめ
静かな声。
赤ちゃんが保育園に入る前と後では、泣き声の声量が変わります。
やさいかった泣き声は、保育園に入るとたちまち力強くなります。
たくましくなったと考えてもよいのでしょう。
集団の中で、力強く泣くことは生き延びるスキル。
でもフィンランドでは保育園でも子どもたちは静かなのですって。
大きな声で強く自己を主張しなくても、
静かな声で静かに主張しても、聴いてもらい、
受けとめられるから、
大きな声を出す必要がないのですって。
子どもがにぎやかなのは、子どもの特性と思ってしまっていた。

よっつめ
昨年11月に行ったフィンランドのヨキネン先生の講演会の中でも
お話されていたことなのですが、
保育は、親のためのサービスではなくて、
保育を受けることそのものが、子どもの権利なのですって。

権利の主体者としての子ども、を、
根のところにしっかり据えると、
そういう表現にあらわれてくるんだ。
もういちど、あらためて、しみじみと思う。


生まれ出てくる命を社会が育むとは、こういう形なのか、
ひとりひとりの命を、個性を、大切にすると、こういう形にあらわされるんだ、
具体的な実践の姿の中に、理念を見ると、
言葉の表面だけでおなかに落ちきれなかったものたちが、
すっとおさまっていく。

フィンランド、良い国だなぁ。
この国が、この国なりに、
子どもたちを大切にする「形」ってどんなだろう。
理念や、理屈や、キャッチフレーズではなくて、
具体的な姿、具体的な実践に
落とし込んだイメージを見いだし、試みていくことが
きっと、今とても、必要な作業なのだと思う。
by shiho_kato | 2012-02-18 08:53 | 読書ノート | Comments(0)